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食中毒注意報
2019.07.26
やっと梅雨が明けました(^^)/
いよいよ夏本番ですね(前回のお知らせにも同じようなこと書いたかな・・・)
少し寄稿が遅くなりましたが、熱中症と同じくして食中毒も注意が必要です。
食中毒はいくつか種類があります。食品の腐敗によるもの、病原性の菌やウィルスによるもの、フグ毒など生物由来の毒によるもの、アニサキスなどの寄生虫によるもの、などなど。
この時期は病原性の菌によるものが多いと思われます。代表的なのがカンピロバクターや腸炎ビブリオなどです。鶏肉に付着することが多いカンピロバクターや魚介類に付着している腸炎ビブリオは、真水でしっかり洗い流すことが大切です。また、加熱調理を基本とし、食材の中心温度を75度以上1分以上で菌やウィルスは死滅します。
お刺身などあっさりとした食事が好まれやすい時期ですが、高温多湿のこの時期は控えた方が無難といえるでしょう。
また、魚介類の生食といえばアニサキス症も近年増えているといわれています。カツオやサバ、イカなどの内臓に寄生していますが、時間の経過とともに筋肉に入り込むこともあります。アニサキスが体内に入ると胃や腸の壁を貫通し、激痛に襲われます。胃カメラで除去するしか手立てはありません。アニサキスは醤油や酢、わさびなどで死滅することはなく、冷凍か加熱で死滅させることが出来ます。
食中毒の詳細について、厚生労働省ホームページ下記URLをご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/index.html
食中毒を予防し、健やかな毎日をお過ごしください。